キャンプ場&キャンプギアの選び方!

初めてのキャンプが「全然楽しくない…」絶対後悔しないためのキャンプ場&キャンプギアの選び方!

昨今のアウトドアブームでキャンプを始める人が増えているそうです。
SNSや雑誌などで見る、”キレイに並べられたキャンプギアの横で楽しそうに焚き火にあたる光景” を夢見てキャンプを始められた人も多いのではないでしょうか。

ですが、下準備をしっかり行わなければキャンプなんか始めなければよかったと後悔することになるのでご注意ください。

大事なのは、多くの初心者キャンパーが求めているのは『サバイバル』ではなく『レジャー』としてのキャンプということです。
不自由さを楽しむのがキャンプと言えど 、不自由が過ぎればレジャーキャンプとは言えません。

これからキャンプを始められる方は、この記事を是非参考にしてみてください。

まずはチェックしておくのがおすすめ!

キャンプでの問題で代表的なのものが『トイレ問題』です。

キャンプ場は山奥など人里離れたところにあることが多く、下水が通っていないキャンプ場は仮設トイレなどが設置されています。

仮説トイレは臭いが酷いところが多く、特にお子さん連れのファミリーキャンパーやカップルの初心者キャンパーなどはハードルが高いかもしれません。

また、トイレ事情を解消する優秀なキャンプギアは、今のところありません。

キャンプ場を選ぶ際には、全国各地のキャンプ場をまとめているサイトなどを使用して、必ずトイレ事情を把握してから決定されることをおすすめします。

キャンプ場によってはWEB予約やネット決済も可能です。実際に訪れた方の写真やキャンプ場の雰囲気なども投稿されているので参考になります。

キャンプ場検索・予約サイト 「なっぷ」

しっかり準備していこう!

キャンプ場に赴くまでにも準備しておく事は多々あります。

食材の買い出しは、キャンプ場の近くにスーパーなどのお店が無いことも考えられるので、予め用意するかキャンプ場への道中で購入されることをおすすめします。

買ったはいいけど保管が出来ず、食材が痛んでせっかくの食事が台無しに。
なんてことにならないように必要となるキャンプギアが『クーラーボックス』です。
ハードタイプとソフトタイプがあるのでご自身の好みに合わせて選びましょう。

ハードは保冷力が高く、外部からの衝撃にも強いです。折り畳むことが出来ないため、自宅での保管や積載部の占有スペースは高く、持ち運びも重くなります。

ソフトは保冷力や外部からの衝撃に対してハードより劣るものの、収納時のコンパクトさや持ち運びのしやすさはハードよりも格段に上です。

また、キャンプギアメーカーから販売されている、保冷力が高く持続力もある『氷点下パック』を入れておく事もおすすめです。


キャンプの醍醐味のひとつである『焚き火』

せっかく焚き火を楽しみにキャンプ場へ行っても焚き木が無ければどうすることも出来ません。焚き火の無いキャンプは皆さんの想像よりもはるかに寂しいものとなります。

消耗品である薪、炭などはキャンプ場で販売している場合もありますが、在庫状況や価格などは事前にネットでリサーチ出来ないこともあるため、ホームセンターなどで予め用意しておいたほうがよいでしょう。

また、キャンプ場の多くは直火が禁止されているので『焚き火台』の用意をお忘れなく。

有名なキャンプギアメーカーであればほとんどが焚き火台を作っています。メーカー毎に一長一短ありますので自分に合った焚き火台を探してみましょう。

いよいよキャンプ場に到着!

事前準備は万端でいよいよキャンプ場に到着しましたが、まずはじめにやるべきことは『テントの設営』です。

テントにも様々な種類があり、『ワンポールテント』などは比較的設営が楽ですが、どのタイプのテントでも何度も設営するうちに慣れてしまうので、デザインや機能性など自分の好みを優先して選んでも問題はないでしょう。

しかし、予め自分が用意したテントの設営方法などはある程度予習しておかないと設営に時間がかかり過ぎ、それを見ている家族やパートナーもガッカリ…なんてことに。

YouTubeなどで設営方法を説明しているものもあるので是非参考にしてください。


テント設営時に注意して欲しいのが『ペグ打ち』です。

ペグを打つ際に手を打たないようするなどは当たり前のことですが、そもそもテントを買っても『ペグハンマー』は付いていないので予め用意しておく必要があります。

キャンプ場に重量のある握り拳ほどの石があれば代用出来ますが、地面の固さはキャンプ場により異なるため、打ち方を誤ったり、固い地面に無理に打ち込むとペグが曲がってしまうのでご注意下さい。

ペグハンマーも代用の石もない場合はペチャンコになったテントのシートを被って寝ましょう。


雨が降ってきてしまった時や陽射し避けに役立つのが『タープ』です。テントと合わせて用意しておいて損はないでしょう。

キャンプに行って雨が降っている時点でもうキャンプはしたくないと後悔してしまう要因にもなり得ますが、雨キャンプも一つの思い出となります。

しかし、タープがないとテントから出る事も出来ず、テント内に入れられないテーブルや椅子などがびしょ濡れになって、それを車に積む為にタオルで拭いて、体が濡れて寒くて、最終的に外で自分は一体何をしているんだろうと自己嫌悪に陥る事間違いなしです。

タープは設営が簡単なものから、テントに装着して設置できるタイプなど、こちらも様々な種類があるので雨の日、陽射し対策に選んでみましょう。


日が暮れてきた頃に準備しておかないといけないものが『照明』です。

意外と盲点となりがちですが、ある程度の照明を用意しておかなければキャンプ場の夜は真っ暗です。

①テントの中の照明
②テントの外の照明
③トイレなどに移動する際の手持ち用の照明

最低限これくらいは必要です。
夜のバーベキューでお肉が焼けてるのか焼けてないのかも分からないほどの暗さになるといちいち携帯のライトで確認したりなど面倒なことになります。

電源設備の無いキャンプ場では『予備のバッテリー』を用意しておくと安心です。


夜も更けて就寝の時間、満天の星空と静寂につつまれて眠る事はとても気分がいいですが、『マット』 を用意しておかないとボコボコの地面の上に横たわる苦行を強いられることなります。

折り畳み式や空気を入れて使うエアマットなど、様々な種類があるため好みに合わせて用意しましょう。 ソロキャンプにはベッドタイプのものもお勧めです。

また、夏場であっても山奥のキャンプ場などは気温が低い場合もあるので『寝袋』『毛布』の用意も欠かせません。


起きてからはテントの解体、道具の片付けやゴミの処理などありますが『大きめのゴミ袋数枚』を用意しておけば、まぁなんとかなります。帰るだけなので。

くれぐれも使用済みの炭の放置洗い物を近くの川で行うなど、環境破壊に繋がる行為は絶対にやめましょう

ゴミや炭の処理はキャンプ場の規則に従い、キャンプ場や他のキャンパーに迷惑がかからないように一人一人が心掛けることが大事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一歩間違えば二度とキャンプなんかするか、といった気持ちになるような落し穴もたくさんありますが、下準備さえしっかり行えばキャンプは誰しもが楽しめるレジャーだと私は思います。

慣れてきたらあえて不便なキャンプ場に行ってみるのも一つの楽しみ方です。

初めてのキャンプが終わった後に、次の休みもキャンプに行きたいなって思ってもらえたら嬉しいです。

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